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本記事は公開1~2ヶ月前に配信した不動産投資メルマガの抜粋です。
YCC(イールドカーブ・コントロール)の修正にかけるファンドもあると聞きますが、直近の英中銀ショックの様子を見ると、政策修正には絶妙なかじ取りが求められるのではないかと思います。
22日、トラス新政権が示した大型経済対策で財政への不安が高まり、英国債が売られたとの記事が多いですが、結局のところ「何をきっかけとして相場が動いたか」は後付けの話とも読み取れます。
もちろん、英国は米国の次に対外純債務が多い国で、日本は世界一対外純資産(約400兆円)が多い国なので対照的ですが、今後の成長性・高齢化・人口動態を踏まえると、世界的な国債バブル懸念について楽観できない状況ではあります。
通貨についてはドルの一人勝ち状態ですし、債務国の財政悪化や中国の不良債権問題など様々なリスク要因が積もっているため、海外市況の急変には注意したいところです。