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本記事は公開1~2ヶ月前に配信した不動産投資メルマガの抜粋です。
9月22日、政府と日銀は24年ぶりの円買い・ドル売り介入を実施しました。
約2兆8000億円で過去最大規模になります。
今回の急激な円安を受けての介入ですが、財務省は約1年前から下準備を進めていたようです。 |
昨年の10月のレートは1ドル114円とまだ過度な円安という状況ではありませんでした。
しかし金融緩和継続と米国の利上げ観測を踏まえた円安懸念はあったとのことです。
特に米国は伝統的に為替介入に否定的ですし、協調介入とまではいかないまでも、インフレでドル高を歓迎する米国の理解を得られたことは大きな成果だと思います。
効果は一時的との見方も多いですが、ファンドの資金は円売りを仕掛けた後必ず円買いでポジションを手仕舞いするのに対し、円買い介入は反対売買が生じないため、金額以上にインパクトが大きいとも言われています。
また、今回の介入で145円という防衛ラインは市場で意識されたため、米国のリセッションと利下げ到来までの時間稼ぎとしては意味がありますし、さらなる介入と日銀の動向には注目です。