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本記事は公開1~2ヶ月前に配信した不動産投資メルマガの抜粋です。
今後の不動産市況を予測することはとても難しいのですが、他の金融商品やREITと比べて、不動産は個別性が強いという利点があります。
そのため、ここでは一つの切り口として価格と賃料に分解して考えてみたいと思います。
マンション価格
まず、中古マンションの価格はリーマンショック時でも多少の調整程度で、むしろ2013年4月に始まった日銀の量的・質的緩和による影響が大きいと思われます。
マンション賃料
一方、マンション賃料については、リーマンショック時に最高値から2割程度下落しており、その後持ち直しつつありますが、高値更新には至っていません。
そのため、
・価格は調達金利(長期金利)との相関関係が大きく ・賃料は景気・賃金との相関関係が大きい |
と言えます。
また一人の投資家が日本の金利をコントロールすることはできませんが、所有するマンションの賃料を適切にコントロールすることは可能です。
今まで以上に賃料収益に着目することが重要だと感じます。