不動産投資を成功させる上で、重要なファクターとなる賃貸需要。 郊外に強い私たちだから知っている、あまり知られていない割に賃貸需要の高いエリアをご紹介します。不動産投資のエリア選定に役立てばと思います。

千葉県内では千葉市・船橋市についで、第三位の人口数を誇る松戸市（約50万人）。

今回はそんな千葉県の「松戸エリア」をご紹介します。

狭いエリアに凝縮された街

松戸駅には、常磐線・新京成線が乗り入れています。

東京駅までは約30分です。 都心部へのアクセスが良く、津田沼方面にも行きやすいです。

改札を抜けると大きな広場が出迎えてくれます

周囲にはビルが立ち並び、飲食店等が所狭しと密集しています。

イトーヨーカドーやその他大型商業施設もあったりと、駅前で買い物を済ませられる環境は嬉しいですね。

駅前の工事でさらに便利に！

駅前にはこんな看板も発見しました。

どうやら現在、松戸駅の改修工事を行っているようです。

現在でも利用者数の多い松戸駅ですが、

今回の改修によってより盛り上がりのある駅になりそうですね！

実は観光スポットも…

利便性に加えて、歴史深い観光スポットもあるのです。

徳川昭武が造った「戸定邸」や、1626年創建の「松戸神社」などが駅の近くに建てられています。

松戸エリアの賃貸需要

さて、気になる松戸エリアの賃貸需要ですが、

大きな特徴は以下2点です。

①単身物件の供給多数 ②ファミリー物件は固い ③バストイレ別、外国籍入居者がポイント

それぞれ詳しく解説いたします。

①単身物件の供給多数

総合的に賃貸需要の高い松戸エリア。

地元の賃貸仲介様へのヒアリングによると、来店されるお客様の多くは20〜30代の単身者とのことです。

そして単身物件の供給数もそれなりに多いそうです。

②ファミリー物件は固い

一方でファミリー客は少数派になります。しかし供給はあまり足りていません。

そのため、ファミリー物件は稼働が安定しやすい傾向にあります。（後述します）

③バストイレ別、外国籍入居者がポイント

松戸で中古一棟マンションを運営するならば、抑えるべきポイントは「バストイレ別」と「外国籍入居者」です。

・バストイレ別

ヒアリングによると、中古物件でBT別のお部屋はかなり数が少ないようでした。

実際にSUUMO上で、「松戸駅最寄り、1R・1K、バストイレ別」で検索すると

・物件総数：2,936件 ・そのうち築25年以上：228件

とかなり希少性が高いです。

・外国籍入居者

また、バストイレ別でない中古物件については「外国籍入居者」がポイントです。

実際に松戸の弊社管理物件（バストイレ別）では、外国籍のお客様から多くのお申込みを頂いています。

ただ注意点として、入居後のマナーや室内の利用方法等が挙げられます。外国籍向けの保証会社やサポートを利用するのが安全です。

弊社の事例紹介

先の例にも挙げましたが、弊社でも松戸エリアの物件を多数管理しています。

今回のヒアリング内容と現状はほとんど一致しており、

・「ファミリー物件」の稼働はかなり安定的 ・「バストイレ別の単身物件」は相対的に埋まりやすい ・外国籍入居者も多数

といった状況です。

特にファミリー物件については退去がほどんどなく、ここ3年ほどは募集出しをしたのは数回程度です。

また他の物件では、多少のリースアップ（家賃アップ）に成功しております。 費用対効果や募集開始スピードの観点から、大々的なリノベーションはあえて行わず、しかしそれでも原状回復＋αの工事だけでリースアップができています。

まとめ

弊社の事例ベースでも、松戸エリアは賃貸経営が成功しやすいエリアだと胸を張って言えます。

是非ご検討エリアに加えてみてください。