不動産投資を成功させる上で、重要なファクターとなる賃貸需要。 郊外に強い私たちだから知っている、あまり知られていない割に賃貸需要の高いエリアをご紹介します。不動産投資のエリア選定に役立てばと思います。

交通アクセスと自然環境が魅力

今回は朝霞台エリアの賃貸市場について特集していきます。

朝霞市の人口、及び将来の予測

人口総数（2023年4月1日時点）144,287人　男性：72,620人／女性：71,667人

朝霞市によりますと、総人口は2040年頃まで増加（148,815人*）が見込まれております。

また、国立社会保障・人口問題研究所が公表している日本の地域別将来推計人口（平成30年）によりますと、2045年までの人口増加率は、新宿区、大田区、川口市などよりも高いと予測されています。

*第5次朝霞市総合計画後期基本計画より

「むさしのフロント」朝霞台の魅力に迫る

池袋駅から東武東上線の急行を利用し19分、朝霞台駅に到着しました。

改札を出ると目の前には飲食店をはじめとしたお店で栄えており、お昼時には人の行き来も多く賑わいを見せておりました。

北口を出てすぐ目の前には武蔵野線の北朝霞駅があり、埼玉方面への利便性も非常に高くなっていました。

乗降者数は2駅合計で県内3位の25万人を誇ります。

また駅前にはドラッグストアやスーパーマーケットがあり、中には24時まで営業しているものもあるため働く人にとって嬉しい環境だと感じました。

駅から少し歩くと小さな林や公園、天然の鮎を釣ることができる黒目川があり、都内に近い場所ながら自然と触れ合えるため子育てには良い環境だと感じました。

公園のなかにはバーベキューができる場所もあるそうです。

朝霞台の賃貸ポイント

賃貸のポイントは下記2点でございます。

①周辺に大手企業の工場があるため、法人需要が旺盛 ②2路線利用可能で交通利便性が高い

それぞれ詳しく解説いたします。

①朝霞市内に多くの企業があること

駅から少し歩くと、工場などが多くあるという印象を受けました。

地元の賃貸仲介様によると、駅距離のある物件で40㎡超の広い間取りであれば朝霞市の法人で働く人へのリーシングが大変効果的だと仰っていました。

企業名	従業員総数
本田技術研究所（4輪／2輪の開発）	13,000人（隣接の和光市にある本社との合算）
武蔵野埼玉工場（セブンイレブン弁当等）	11,000人
テイ・エステック（東証プライム上場）	1,700人（連結で17,000人）

以上のように朝霞市は従業員数が多い企業の工場などが多くあることから、駅距離のある物件であっても車や自転車などで通う方が多くいらっしゃると考えられ、バランス良く客付けができるエリアだと言えます。

②交通利便性の良さ

池袋までの利便性はさることながら、有楽町線・副都心線・東急東横線への直通電車も多く都心へのアクセスに優れていることから、県内だけでなく都内で働く方の賃貸需要も見込めると考えられます。

池袋（東武東上線）	20分（乗換なし）
澁谷（東京メトロ副都心線直通）	40分
大宮	30分

また和光市駅（県内2位の乗降者数）と比較すると池袋駅までは5分ほどしか変わらないにもかかわらず、武蔵野線を利用することで越谷・舞浜方面（レイクタウンやららぽーと、ディズニー等）へもアクセスできるため高い賃貸需要が見込めます。

まとめ

朝霞市は「むさしのフロント」というキャッチコピーを掲げており、その名の通り交通アクセスと自然環境がバランスよく調和しています。

ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。