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本記事は公開1~2ヶ月前に配信した不動産投資メルマガの抜粋です。
住信SBIネット銀行はネット銀行や大手銀行として初めて最長50年の住宅ローンを投入すると発表しました。
借入金額は最大2億円で、完済時の年齢が80歳未満の人が対象とのことです。
また、上乗せ金利は0.15%ということなので、特に若者にとって、融資期間を延長するメリットは大きいと言えます。
地方銀行では西日本シティ銀行や福井銀行なども50年ローンを提供していますが、今回住信SBIネット銀行が参入したことで、さらに競争が激化していくことが予想されます。
住信SBIの23年3月期の残高は5兆3000億円ですが、業界シェア6%⇒10%を目指しており、まさにシェア獲得に向けての本気度が窺えます。
住宅ローンはデフォルト率が低いため低金利での融資が可能ですが、50年の長期融資が一般的になるかどうかは他社の動向次第かと思います。
ネット手続きで完結し与信管理もできるのであれば、長期かつ低金利での融資も可能になるのかもしれませんが、借り手は返済リスクも増えることを理解する必要はあるかと思います。
一棟マンションなどのアパートローンについては、一時期の西武信金が50年融資を行っていましたが、現在は最長35年が一般的だと思いますので、アパートローンへの影響も注視していきます。