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本記事は公開1~2ヶ月前に配信した不動産投資メルマガの抜粋です。
5月17日、三井不動産は(株)青木茂建築工房との業務提携による「リファイニング建築」の第6弾となる「シャトレ信濃町」(東京新宿区、総戸数35戸(賃貸住戸32戸))を報道陣に公開しました。
リファイニング建築とは、リフォームやリノベーションと異なり、弱体化した構造躯体の耐震性能を軽量化や補強によって現行レベルまで向上させ、大胆な意匠の転換や用途変更・設備一新を行い、その行為を繰り返すことによって建物の長寿命化を図る新たな再生手法です。 |
躯体の再利用により、建て替えの場合と比べ
- コストを60%~70%に抑え、
- CO2排出量は全体で約70%削減
と環境に配慮した建物計画です。
リノベーションの課題として融資期間の壁がありますが、リファイニング建築は金融機関とも業務提携をしており、30年以上の融資を受けられる金融機関も増えているようです。 |
建築費が高騰する中で建替えではなく、リファイニング建築やリノベーションを行う方が、CO2削減や社会的な要請の観点からも望ましいかもしれません。
実績が増えることで、今後の法改正や助成金などの整備も期待したいところです。