不動産投資を成功させる上で、重要なファクターとなる賃貸需要。 郊外に強い私たちだから知っている、あまり知られていない割に賃貸需要の高いエリアをご紹介します。不動産投資のエリア選定に役立てばと思います。

子育てに最適な街

今回は三郷エリアの賃貸市場について特集していきます。

東京駅までJR武蔵野線（乗換なし）で約50分

つくばエクスプレスの利用で秋葉原へは20分ほどでアクセスできる三郷エリア。

駅前ロータリーはとても閑静で、時間がゆっくりと流れているような感覚になります。

閑静な住宅街ではありますが、コンビニや飲食店、スーパーもあり、生活必需品は一通り揃います。

新三郷駅はここ十数年の再開発で見違えるほどの街となりました。

IKEAやららぽーとなど大型ショッピング施設が集まり、休日には近隣からも多くの人で賑わうまちになっています。

再開発により駅前にはグレードの高い分譲マンションも建てられました。

駅から10分ほど歩いたところでも戸建ての建設がおこなわれていたりと、住む場所としてのニーズが今もなお、高い街となっています。

子育て世帯に嬉しい環境

駅から10分ほど歩くと公園や文化会館、図書館などが整備されており子育て世帯にはうってつけの街並みでした。

平日の昼間には子供を遊ばせているファミリーの姿が多く見られ、子育て世帯が多いことを実感しました。

三郷市は「日本一の読書のまち三郷」を掲げており、読書を通じた地域コミュニティの活性化や教育が実施されているようです。

三郷エリアの賃貸ポイント

三郷エリアの賃貸市場におけるポイントは下記2点です。

①ペット飼育可物件の希少性 ②ファミリー物件の需要超過

それぞれ詳しく解説いたします。

①ペット飼育可物件の希少性

本エリアの特徴は、ペット飼育が可能な物件の希少性です。

実際に現地の仲介業者様に尋ねたところ、ペット飼育が可能な物件が極端に少なく、特に猫の飼育ができる物件を探すのが難しいとおっしゃっていました。

そこで実際にスーモにて調べると、

三郷ペット可物件：68/3276件（約2％）

武蔵浦和ペット可物件：567/8314件（約7％）

となりました。

もともと数の少ないペット可物件ではありますが、近隣のエリアと比べてもペット可物件が少ないことがわかります。

競合となる物件が無いため、ペット可物件の賃貸優位性は大変高いです。

②ファミリー物件の需要超過

現地の仲介業者様によれば、ファミリー向け物件が常に不足しているとのことでした。

1LDK以上のニーズが高い一方で、在庫の半数は単身向け物件であるためファミリータイプの間取りの物件は需要に供給が追いついていないことがわかります。

特に50㎡を超えると需要が供給を2倍程度上回っていることが分かります。

ファミリー物件の方が需要が供給を上回る傾向ではございますが、これほど需給ギャップが大きいエリアは珍しく、稼働の安定性が期待できます。

駅距離の観点では、駅から徒歩7分までは需要が供給を上回っており、早期に申込は取りやすいと考えます。

先述したペット可物件に関しても駅徒歩5分以内はほとんどないとのことで、原状回復費用の負担が増えるなど懸念点はございますが、稼働の安定性という意味では優位性が大変高いです。

まとめ

いかがでしたでしょうか？

公園や商業施設などの住環境の良さが特徴の三郷エリア。

ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。