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断熱性能に等級5・6・7が新設

本記事は公開1~2ヶ月前に配信した不動産投資メルマガの抜粋です。

断熱性能を上げる動き

脱炭素社会に向けて、住宅のエネルギー消費を減らす建築物省エネ法改正案国会で審議されています。

住宅の脱炭素のカギを握るのが断熱ですが、窓を二重にしたり、壁に断熱材を入れたりして暖かくする断熱住宅は、省エネだけでなく、健康増進や産業振興にも役立つとされています。

家が寒いことによるお風呂上がりのヒートショックで年間約2万人が亡くなっています

脱炭素というと太陽光発電などの再生可能エネルギーに目が向きがちですが、そもそも断熱した暖かい家に住めば、エネルギー消費量や電気料金を減らせるという考えがあります。

断熱性能に等級5・6・7が新設

断熱性能を示す等級は、これまで最も低い等級1から最も高い等級4までの4段階でした。

国は断熱性能を引き上げるため、4月に等級5を設け、10月にはさらに上の等級6と等級7を新設します。

今回の法改正で等級4の断熱性能を新築住宅などに2025年度から義務付け、最高だった等級4は最低ラインになる見込みです。欧米はすでに義務付けている国が多く、日本も遅ればせながら義務化に踏み切ります。

出典:2022年5月29日 日経新聞