新富裕層のための
不動産投資の本質とそれを実現する
具体的な戦略をエビデンスに基づいて紹介
株式会社プラン・ドゥ 代表取締役 杉山浩一
皆さま、はじめまして。杉山浩一と申します。
いきなりの質問で恐縮ですが、不動産投資の「本質」とは何でしょうか?既に不動産投資のご経験があったり興味をお持ちだったりする方の中には、「節税」や「転売益」等のイメージが最初に思い浮かんだかもしれません。
これまで築いてきた金融資産や高い信用力を「有効に活用する」というのはどのようなことなのか?何に使い、どう増やし、どう家族に残していくのか?
私は、日々、新富裕層の方々とお話しさせていただく中で、そんなモヤモヤした思いを抱く方が実は多いのではないかと感じています。
こうしたモヤモヤに対するヒントが、本書の中に書いてあります。約35年にわたって不動産の現場に関わり、1万件以上の物件と向き合ってきた経験から私なりに見いだした不動産投資の「本質」を、この本を通じて、ぜひとも新富裕層の皆さまにお届けしたい。そんな想いで、本書を執筆しました。
中古・郊外・RCの一棟マンションのポジショニング
「資産性が高い」とは、言い換えれば、金融機関による担保評価が高いということです。こうした物件は売却時に買い手を見つけやすいだけでなく、その優れた担保力を活かして次の物件が購入しやすいというメリットをもたらしてくれます。
次いで、「収益性が高い」とは購入価格に比して家賃収入の割合(利回り)が高いことです。真の収益性は中・長期の一定期間における収支の差額で判断すべきものであり、家賃の変動や入居率を加味した実質的な収入、そして修繕費用や入居時コスト(広告費や手数料)を総合的に鑑みることが重要です。
私たちがお勧めする「中古・郊外・RC」の物件は「一定レベルの利回りを出しつつ、将来的に値下がりするリスクも高くない」という資産性と収益性の双方のバランスの中央に位置しています。
土地の価値と言えば「駅近」と考える方は、今もまだ多くいらっしゃると思います。しかし実際に重要なのは道路です。日常生活の利便性はもちろんですが、どんな物件も、いずれ大規模修繕や建て替えなどを行う必要が生じてきます。そのとき、大型の工事車両が入ることはできるのか、公道なのか、私道なのかで工事作業にかかる時間やコストは大きく変わります。
さらに土地選びにおいて大切なのは、水はけです。住居が浸水しなくとも、エレベーターが停止してしまったり、下水に問題が生じたりすれば、生活に大きな支障が生じます。これらの修復工事にも先述した道路は大きく関係します。部屋の方角や日当たりは好みがありますが、水はけはすべての人が該当する問題です。そのため、日当たりよりも水はけの方が重要なのです。
地歴とは文字通り、その土地にまつわる歴史です。物件の購入を検討する際には、過去にそこに何が存在していたのか、どのような意味を持つ土地だったのかを事前に把握しておき、懸念がある場合には、相応の対策がなされているのかどうか、リスクを上回るメリットがあるのかどうかといった点を検討する必要があります。
物件を所有する理由は、人それぞれですし、人生における不動産投資の意味も十人十色でしょう。それでも1つだけ共通して言えることがあるとすれば、それは「不動産というものは所有者の生き方を表したものである」ということだと考えています。
不動産投資は、「社会に貢献した人が収益を上げられる」という資本主義の本質的なロジックと、節税効果があります。不動産を通じて多くの人々に幸せを届けるという社会貢献の結果として、「税金が安くなる」そんな因果関係が成り立つべきだと思うわけです。
だからこそ、新富裕層の方が不動産のオーナーになることの意義の本質は、節税目的でも、転売益を狙うことでもなく、広く社会に貢献することにあるのだと、心から信じています。
私たちプラン・ドゥは、不動産による中長期の資産形成を通じて、かかわる人たちへ、経済的及び心の豊かさを提供します。
プラン・ドゥが最も大切にしているのが「資産性」と「収益性」のバランス。
決して投機的にならず、ローリスク・ミドルリターンの、中長期的に安定した資産形成を実現します。
01
プラン・ドゥの主力物件は、「郊外立地の中古一棟RCマンション」です。バブル期のRCマンションは、建築時、今よりも多くの労働力・資源が投入されていたため、耐久性、空間の使い方の贅沢感、細部の施行の質などの面で、スペックが非常に高い物件が多いことが特徴です。
バブル期に比べ、建築費が高騰、建築会社も人材も減少しているため、当時の価格で同じスペックのマンションを建築することはほぼ不可能です。そのため、同じエリアに競合となる賃貸物件が増えにくく、高い競争力を維持しやすい状況にあります。
02
プラン・ドゥの賃貸管理は、オーナー様から、資産、物件管理にまつわるストレスを開放させます。
ご購入いただいた物件の賃貸/建物管理や入居者対応など、重大な意思決定以外の全てを代行いたしますので、オーナー様は安心して本業に集中してくいただくことができます。
03
リフォーム、リノベーションした物件を、PLENDYシリーズとしてブランド化。マーケティング活動、周辺調査、地域に密着した賃貸仲介やメンテナンス業者との強固なネットワークを通して、「駅徒歩がある・築年数が経っている」といった通常では不利に思える物件でも、しっかりと家賃アップできる仕組みがあります。
また、質の高い住環境を整備することは、入居者様の満足に直結し、オーナー様の利益にもつながります。そのため当社には、24時間体制で入居者様のお困りごと(クレーム・リクエスト)を解決する仕組みがあり、その効果は高い入居率にも現れています。
前著『新富裕層のための戦略的不動産投資』と合わせてお読みいただくと
より深く不動産投資の本質を理解することができます。